無添加 いか丸干し

・　そのままが、いちばん旨い

「　いか丸干し　」にも、いろんなタイプがある。
魚醤に漬け込んだり、半干しで仕上げたり。
だけど「　丸干しそのもの　」がクセをもつので、どのタイプも賛否両論だろう。

ならばいっそ、個性的に作る方が良い。
むき出しの素材感、そして荒々しさ。
スルメはそのままが、いちばん旨い。

・　そもそも「　いか丸干し　」とは？

・　だから、無添加

弊社のいか丸干しは、無添加で作る。
自然ではあるが「　食べやすく　」はない。
しかし、噛んでると、イカの甘味がするではないか。
そして、ワタの旨味。
添加物を使うと、味がボヤけてしまう。

イカの個性を出す

・　まずは、鮮度！

丸干しのイカは、鮮度重視。
原料は、八戸産スルメイカ。
前浜で水揚げされるから、鮮度が良い。

・　さらに、選別！

「　丸干しに向くイカ　」もあれば「　向かないイカ　」もある。
その基準の一つが、エサザ。
この異味部位は、苦味のもとになる。
何尾かチェックして、ひどい場合は別の製品にする。

・　塩も、無添加！

「　イカが甘い　」と言えば、違和感がある。
でもイカは、グリシンなど、甘いアミノ酸を持つ。
実は、思ったより、複雑な味。
そのままのイカを食べてください、塩も無添加です。

＊　ヌメリを除去するために、塩水を使います。

そのまま食べる

・　日本酒に相性良し

そのまま食べると、まるでイカ塩辛。
そう、日本酒に相性良し。
純米酒がおススメ。
熱燗にしても、良いだろう。
 

焼いて食べる

・　フライパンでOK

焼いて食べると、ひと味違う。
ワタの旨味が、さらに濃厚。
写真は七輪を使ってるけど、自宅ではフライパンでOK。

・　かるーく、焼き目がつく程度

あまり焼かない、のがコツです。
焼きすぎると、ワタが苦くなります。
「　熱が通ったかな？　」
と言う程度でOK！

・　冷ましてから、カットします

アチチ状態で、ハサミを入れないように。
ワタがブチュと出てきて、掃除が大変。
人肌くらいまで、冷ましてからカットします。

・　日本酒、焼酎に

イカが熱いので、日本酒は冷やす方が良い。
もちろん、焼酎もあう。
米に限らず、麦でも合うだろう。
ただ、丸干しの味が強いので、水割りの方が良い。