季　節　限　定　商　品

写真は冬の青空、会社の近くで私が撮りました。

青森の冬ですから、暖かいはずがありません。

しかし、こんな寒空でなければ、作れない製品もあります。

無添加鮭とば、調味料を使用しないため、気温が高いと乾燥中に製品が痛んでしまします。

鮭 の 赤 身　は　オ キ ア ミ

鮭の切り身、赤いのが当たり前？

ではありません。もともと白身魚である鮭は、むしろ白いのが当たり前。

白身魚がなぜ赤くなるのか、と言いますと、オキアミを食べるからです。

アミエビの殻の赤色はアスタキサンチンと呼ばれる油脂、この脂が鮭を赤くします。

つまり、天然の鮭は赤身にバラツキが出る、のです。

マ イ ナ ス ２ ０ ℃ で 保 管

冬まで作れないわけですから、秋にとれた鮭を冷凍保管致します。

ブロック凍結、はタブーです。

10キロでブロック凍結した鮭を10段積み重ねると、一番下には150キロもの圧力がかかります。

これでは鮭が痛みます。

保管の際には木箱等に入れて、ていねいに保管致します。

振　り　塩　製　法

鮭とば、その製法にもさまざまあります。

例えば無添加鮭とば、を作る場合には、一度塩漬けして、それから作る製法もあります。

無添加、という表示ですが、やはり素材の味は抜けます。

弊社もかつては塩水に晒しておりましたが、味が抜けます。

そこで考え出されたのが「　降り塩製法　」、塩は氷を溶かす、この性質を利用しておつくり致します。

あ　ん　じ　ょ　う