さきいかの雑学


いつもお世話になります。
中村漁業部ネットショップ店長の中村です。

・ さきいかが生まれたのは、昭和三十年代。

当時の映画館で、ポップコーンのように販売されたのが始まり。
お煎餅などに比べて、歴史の浅い商品と言える。
もちろん、日本が発祥。
しかし現在、流通している、さきいかの大部分は海外産。

――― 本物のイカを、使ってる? ―――
さきいかの雑学(真イカの画像)

昔、水産大学の先輩に「 さきいかって、本物を使っているの? 」と聞かれたことがある。
答えは、もちろんイエス。

・ イカの味がしない その1

国産さきいかに使われるのは「 スルメイカ 」がほとんど。
しかし昨今では、海外産のさきいかも多い。
海外産のイカを使うと、いつもの味がしなくなる。

・ イカの味がしない その2

添加物が多いと、イカの味がしなくなる。

美味しさの見分け方

・ 鮮度が良いと、フワリ食感

さきいかの食感は、イカの鮮度が左右する。
そして、適切な加工法。
毛羽は劣化していない繊維コラーゲンに、強い圧力をかける事で生じる。
そのため食感は、フワッとした感じである。

・ 鮮度が良いと、とまらなくなる味

さきいかを食べて「 美味しいっ!!! 」なんて、言う人はいないだろう。
しかし「 いつの間にか、全部食べちゃった 」なんて経験は多いかも。

さきいかの種類 1 ソフトさきいか

・ さきいかの元祖

さきいかの始まりは、この白いタイプだった。
イカの皮を剥くので、色白になる。
あっさりした、上品な旨味が特長。

・ 漂白剤を使ってる?

これは、メーカーによります。
弊社でも過去には「 色止め 」を使ったことはあります。
しかし、現在は使用しません。
海外産は、、、私からは言えません。

さきいかの種類 2 するめさき

・ イカの皮つき

さきいかの発祥は、色白の「 ソフトさきいか 」。
しかし、イカの皮を剥かないで、作ったらどうだろう?
はじめは、別バージョンとして作られた。
今では、このタイプが主流となる。 あああ

さきいかの種類 3 燻製さきいか

さきいかの雑学(燻製さきいか画像1)

・ くんせいさきいか

さきいかの中では、一番新しい。
20年位前、海外産のイカが輸入されるようになり、
国産品の味付けでは不向きなので、
燻製したのが始まり
さきいかの雑学(燻製さきいか画像2)

・ コクの深い味

弊社の燻製さきいか、はリンゴの木で燻製している。
イカは、もちろん青森県産。
うす味なので、サラダに入れても美味しい。

 


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