鮭とばの食べ方から、美味しくするチョイ足し【 日本酒編 】

鮭とばの種類って、意外と多い。
燻製や、脂が強いハラス部分など。
もちろん全種類の鮭トバが、日本酒に合うわけではない。
さらに、日本酒にも種類がある。

・　鮭とばと、日本酒の組み合わせ方

鮭とばにも、日本酒にも種類がある。
組み合わせを間違えると、、
「　とっておきの一杯が！？　」
なんて事が無いよう、気を付けましょう。 

まずは純米酒

純米酒には「　無添加鮭とば　」がおススメ。
その理由は、砂糖が入ってないから。
日本酒の糖度は７度、だいたいジュースの半分くらい。
意外と多いでしょ。
さて、砂糖の入った鮭トバは、あうでしょうか？

・　塩漬けしない、無添加トバ

気を付けて頂きたいのが、塩分。
同じ無添加でも、メーカーで塩分は大きく違う。
鮭を塩漬けする製法もあるので、注意が必要。
塩分がキツイと、お酒にも合わなくなる。

焼いて食べる

少し焼いても、美味しい。
無添加だから、後味もスッキリ。
ただし、焼き過ぎないのが、コツです。

・　フライパンでも、トースターでも

加熱の際、特別な調理器具は必要ナシ。
フライパンでも、オーブントースターでもOKです。

・　焼き過ぎ、にご注意

鮭とばですから、そのままでも食べれます。
焼きすぎない方が、良いでしょう。
あまり強火で焼くと、塩辛さの方が悪目立ち。

・　一口サイズにカット

焼いたトバを、カットして食べやすく。
100均のハサミでOKです。
ひと口サイズにカットしましょう。
あとは好きなお酒と、グイっと飲むだけです。

・　酒のつまみは、固い方が良い

「　昔からの格言　」には、やはり理がある。
ひとつは暴飲暴食を防ぐ、という健康面。
もうひとつは、酒の味を壊さない、という利点。
味の濃いおつまみは、酒の味も台無しにする。

・　「　噛む　」も、ひとつの味

「　美味しい　」だけが、おつまみだろうか？
酒が主役で、つまみはわき役。
原酒のを引き立てるのは、固い食感。
「　噛む　」も、ひとつの味である

・　原酒だけど、冷やして

固めの食感、には冷酒の方が良い。
「　原酒は常温　」
と言う方も、このトバだけは冷やして頂きたい。
鮭トバと日本酒が、引き立て合う。

・　鮭とばハラス

吟醸酒、と言えばフルーティーな香りが特徴。
香りが強い分、合うおつまみが少ない。
引き立て合うのは、鮭とばハラスだろう。

・　ちなみに、ハラスとは？

「　ハラス　」は鮭のお腹部分。
マグロで言うならトロ、にあたる。
脂が多く、胴体より1，6倍も濃い。
鮭トバにすると、旨味も濃い。 

・　吟醸酒は、花冷えくらいの温度で

ハラスには、冷やしすぎない方が良いです。
吟醸の香りが、開く感じ。
冷蔵庫から出したら、少し常温に戻しましょう。
まろやかな旨味が相性良し。

・　コメの旨味と、相性良し

個人的には、原酒が一番美味しいと思う。
冷やして飲むと、たまらないっ！
そんな原酒に、こってり味はいかがなものか。
「　お酒が強いほど、おつまみは薄味　」でバランスがとれる。

・　やさしい味が、純米酒にも

原酒は、おつまみナシでも十分旨い。
こんな旨い酒に、ポテトチップスを選ぶことはないだろう。
主役を立てる、そんなやさしい味がおススメです。

・　鮭とばの皮を、剥いて食べます

食べる際には、鮭とばの皮を剥きます。
少しめくれた部分をつかんで、エイッ！
ピリッと、簡単に剥けます。

・　残った皮は、焼いてください

皮も、もちろん食べれます。
かるく焼いてください。
オーブントースターでチンでもOK。

・　かるく焼いても、美味しい

先ほどは、皮だけを焼きましたが、
皮付きのまま焼いても、もちろん美味しい。
コツは、焼き過ぎない事。
かるーく、焼いてください。

・　加熱は、フライパンでもOK！

上の写真では、撮影用に七輪を使いました。
でも、実際に加熱調理する道具は、
レンジでもオーブントースターでも良し。
もちろん、フライパンでもOK。